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「部活の名前は無いね。」
雄哉も前から不思議に思っていた事だ。無名の部活がある事を。
「先生はこの事を知ってるんだ。僕等が人間じゃない事。」
「すいません、1つ気になる事があるんですけど」
「はい、あと敬語じゃなくていいですよ。僕達の方が後輩なんですから」
「えっと、なんで先生はこの部を作る事を許可してくれた?」
「この学校には僕等の様な人間じゃない人がたくさん居ます。それで人が恐がって近付いて来なく、そのせいで友達が出来ない、そういう人達を集めて仲良くなろうという部活を造りたいと言ったら快く受け入れてくれたんだ」
「……」
それはつまり教師を騙して部を造った、そういう事だよな……。
「教師には綺麗事言っとけばみんな許可するんd」
「やめなさいよ」
「じゃあ部活内容について話します」
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