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バキツ!何かが折れた音がする。これで何度目だろう。
「親父、ペン折れた、勉強できね。」
「ああ゛?もう切るか?その腕。」
「なにろくでもないこと言ってんだクソジジィてめぇの腕ぶった切るぞ。」
「まぁ今の若気のいたり的なバカ発言は許してやろう少年。てめぇぶち殺すなんて赤子のてをひねるのと同じくらい簡単ダゾコラ。」
そういうと流れるような速さで西園寺 孝文は西園寺 保成を押さえ込んだ。
「ぐっ・・・。」
「だいたいお前はもう勉強とは無縁なんだから筋トレでもしてこい。」
「へーへー。」
そういうと保成はロードワークに向かうのだった。
~2月~
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