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『なんでおれはとくになんだ・・・?』
保成はそんな事を考えながら廊下を歩いていた。
『これがあるからだけじゃなさそうだな。』
そういって自分の手を見る。
『これのせいでろくな人生送ってねぇからな・・・』
「ホントにぶった切ったがよかったかな~」
そんなことを苦笑いしながら口走ってしまった瞬間だった。
「そのみすぼらしいアレか?」
「アレってなんだ?」
「なにってナ「あ~もぅいいもぅいい和弥、朝から変態発言はやめろバカ」のことにってバカだと!?」
「だっておバカな変態だろ?」
「バカではない!」
「いやもっと否定するとこあんだろ!?」
「なんかあったのか!?」
「ダメだ!コイツガチもんだ!!」
「なんだ!?なんなんだ!?」
「もぅお前だまっとけよ!」
そんな問答をしていると後ろから声をかけられた。
「ちょっと!そこのでかぶつ2人!邪魔だからどきなさい!」
今日はよく邪魔になる保成、がしかし。
『アァ゛ン!?』
いつものくせで保成、和弥揃って最悪な対応をしてしまう2人。
「ひっ・・・ごめんなさい!ってどう考えてもわるいのはあんたらでしょーが!」
「あぁすまない。俺ってば高飛車な女みると性根を叩き直したくなる「つまりはちょ」お前はしゃべるな和弥。」
「なっ・・・このあたしに向かってなんて口のききかたして「いいね~そのまさにタカビーの鏡な感じ。」「調教のしがいがあるな!」キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァア!」
そんなこんなでデビルバスター科の教室へ。
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