1章

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『なんでおれはとくになんだ・・・?』 保成はそんな事を考えながら廊下を歩いていた。 『これがあるからだけじゃなさそうだな。』 そういって自分の手を見る。 『これのせいでろくな人生送ってねぇからな・・・』 「ホントにぶった切ったがよかったかな~」 そんなことを苦笑いしながら口走ってしまった瞬間だった。 「そのみすぼらしいアレか?」 「アレってなんだ?」 「なにってナ「あ~もぅいいもぅいい和弥、朝から変態発言はやめろバカ」のことにってバカだと!?」 「だっておバカな変態だろ?」 「バカではない!」 「いやもっと否定するとこあんだろ!?」 「なんかあったのか!?」 「ダメだ!コイツガチもんだ!!」 「なんだ!?なんなんだ!?」 「もぅお前だまっとけよ!」 そんな問答をしていると後ろから声をかけられた。 「ちょっと!そこのでかぶつ2人!邪魔だからどきなさい!」 今日はよく邪魔になる保成、がしかし。 『アァ゛ン!?』 いつものくせで保成、和弥揃って最悪な対応をしてしまう2人。 「ひっ・・・ごめんなさい!ってどう考えてもわるいのはあんたらでしょーが!」 「あぁすまない。俺ってば高飛車な女みると性根を叩き直したくなる「つまりはちょ」お前はしゃべるな和弥。」 「なっ・・・このあたしに向かってなんて口のききかたして「いいね~そのまさにタカビーの鏡な感じ。」「調教のしがいがあるな!」キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァア!」 そんなこんなでデビルバスター科の教室へ。
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