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チャリを止めに行っている勇矢を門で待っている。
そんなにチャリ置き場って遠いの??
ノイローゼ気味の私をよそに向かってくる男子の軍団。
男子ばっかりで気持ち悪い……。
ちょんちょん…
肩をつつかれる。
「もう、遅いッッ!」
そう言ってふりかえる私をよそににゃつく男たち。
遅いなんて、勇矢かと思ったし…。
なんだこいつらの髪は、私と同じ色。
同じ色?
ピキッ…と分かりやすく軽くキレる。
「もしかして、ナンパ待ってたの?」
肩に腕をまわして、馴れ馴れしく話しかけられる。
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