#18 俺とその後

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部屋に着いて、もう何時間か経った だが、隆司はまだ一度も俺に触れてきていない 俺から近寄っていっても、特に何をするでもなく、今は楽しそうにテレビを見ている 昴「………………」 俺はそんな隆司をじっと見つめていた 隆司の様子は至って普通で、変なところなんてない 逆に普通過ぎて不自然なくらいに…… 昴「…ねぇ、隆司」 隆「ん?何だ?」 昴「……いや、何でもない」 ……俺が気にし過ぎてただけなのか? それとも、俺を気遣って遠慮してる? 俺はそう思い、特に気にするのは止めようと思った 俺一人だけが変に意識しているのも恥ずかしいと思ったし、隆司が気遣ってくれてるなら嬉しいと思ったからだ そんなこんなで、あっという間に一ヶ月が経った あの日からずっと、隆司はほとんど俺に触ってきていない .
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