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強盗犯はデブの尻を蹴り飛ばした。
デブはぶざまにこける。
ちょ~笑える。
って言ってる場合じゃない!!
強盗犯の銃口がこっち向いてるよ!!!
「死ねぇぇ!!」
強盗犯の銃口から一斉に何十発もの銃弾が放たれた。
俺は構わず強盗犯に向かって一直線に走りだす。
俺が強盗にたどり着くまでに百を越える銃弾が発射されるが、たった一発も俺に当たることはなかった。
「お前が死ねぇぇ!!」
俺の鉄拳が強盗犯の顔面にめりこむ。
仮面が砕け、思いの外威力があったのか一回転し俯せで強盗犯が倒れた。
……なるほどね。
俺の視線はある所に向いていた。
そして、ある推測に至る。
アイツならやりかねない。いや、やりそうな事だった。
「…上等だよ」
そう画面の向こうにいるであろう奴に言葉をなげかけ、意識の失った強盗犯にとどめをさした。
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