想い

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紫は優しくて少し内気で、 そのくせ好奇心旺盛な知りたがり屋で、 すげー可愛い奴だった。 俺達は毎日色んな話をした。 紫は陸の事、俺は海の事。 聞けば聞く程、話せば話す程、 もっと紫の事が知りたい、 もっと俺の事を知って欲しい、 俺はいつしかそう思うようになっていった。
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