プロローグ

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常磐台中学校シャワー室 麻琴「え?校庭まで聞こえてた?」 美姫「えぇ。それは凄い音で。」 麻琴「ったく。何でプールで計測しなくちゃならないのよ。」 美姫「隣の芝生は青く見えるものよ。」 麻琴「そりゃわかるけど…」 美姫「それに麻琴は常磐台のエース。もうちょっと胸を張ったら?」 麻琴「エースって私はそんな柄じゃないよ。」 美姫「まぁ。麻琴らしくやれば良いのよ。」 麻琴「美姫…」 美姫「ま。麻琴の胸じゃ張るって言ってもそのふくよかな胸じゃね~」 麻琴「美姫!どこを触っているのよ!」 美姫「単なるスキンシップじゃない?」 麻琴「余計に悪い!」 とあるマンション… ?「ふふん。これでよし!後は…」 ピンポーン ?「おっ。来たわね。」 バタバタ。ガチャ。 ?「いらしゃーい。」 ?「美琴さん。お久しぶりです。」 ?「お邪魔しまーす。」 美琴「初春さんに佐天さん!」 初春「えへへ。来ちゃいました。」 佐天「すみません。いきなり。」 美琴「良いって。それよりもどうしたの?」 佐天「近くまで来たものだから寄ってみたんですよ。」 初春「あれ?お客さんでも来るですか?」 美琴「あぁ。義妹たちが来るのよ。」佐天「それじゃ、私たちは引き上げた方が良いですね。」 美琴「気にしなくて良いわよ。人は多い方が楽しいし。」 初春「そうですか?お言葉に甘えて…」 ピンポーン。 美琴「来たなぁ。開いているから入ってきて~」 ?「は~いってミサかはミサかは叫んでみる。」 ?「ったく。ちっとは静かに出来ないですかねぇ。」 美琴「はいはい。あんたたちの夫婦喧嘩はここでやらない。」 ?「夫婦喧嘩…超電磁砲てめぇ。ブッ飛ばすぞ。」 美琴「一方通行(アクセラレータ)に私の義妹の御坂美咲よ。」 初春「一方通行って元学園都市LEVEL5の一位のですか?」
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