キミノトオイセナカ…

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凍て付いたように上がらなかった足は いま少しずつ感覚を取り戻し 拙い歩みを始めた 私の足は止まってて あなたの足は動いてて あとから歩いてきたはずなのに もう私に追い付いて あなたは前に進んでく 私より 前に 前にと進んでく 早く大人になりたくて 足だけ前に進めてた 途中見かけたあなたを追い越して なにも知らず解らずに進み続けた ううん 知ろうとも解ろうともしなかった けどあなたはなにも変わらずに あのときのまま進み続ける 置いて行かないでと出した声 心の声は届くはずもない 私はどうしたらいい どうしたい 強く強く問い掛ける あなたの背中は遠くなる だんだんだんだん遠くなる ずっと一人はもう嫌で ずっと歩けない自分はもっと嫌 歩く感覚を忘れても 凍りがもう溶けてたのは知っていた ただただ億劫で動けなかった 動かなかったずるい私・・・ 私は引きずり追いかけ始めた 誰にも甘えない 助けもいらない ただあなたに追いつきたい醜く傷付いたとしても あなたの隣に 私は並びたい もう何も失くしたくない 見失いたくない だから・・・ .
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