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走り出したら…なにもなかった
気が付けば 身体に傷だけが残っていた…
頑張って 努力して 気が付いたら走りはじめてて
そこからまた頑張って 私よく頑張ってるなって…
思ってる だけだった
人から見れば全然で 他から見れば馬鹿らしくて
結局あの子なにしてるんだろ
そんな瞳で見つめられてた
立ち止まったら…私は傷だらけになっていた
涙が出てこない 何も出てこない
こんなに傷ついて痛いのに
こんなに弱くて吐き出しそうなのに
立ち止まった私は 為す術もなく倒れ込む
私はどうしたらいいの？
私はどうすればいいの？
私は何をすればいいの？
わからないよ わからないことが 怖いよ…
人がざわめく雑踏に尋ねても 誰ひとりとして答えはない
走り独り辿り着いた荒野は たくさんの人に溢れている
なのに私はひとりぼっち 此処のみんなもひとりぼっち
追いかけた夢のその先は ネオンの幻に包まれた孤独な荒野だった
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