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怖いと思ったのはその優しさに触れたとき
逃げ出したいと思ったのはその深さに嵌まったとき
焦がれるほどに まるで自分の身体ではないように
心も自由も奪われていった
自分が消えるその最後の刹那
君の本当の温かさに触れた最初の瞬間
自分を失くす恐怖に堕ちた
ごめんなさい
ただの言い訳
逃げた私はなんのために
君の笑顔を見たかったのかな・・・
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