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無邪気に私の横に並んだのは1つ年下の藤原星弥。
家が隣で、小さいころから姉弟みたいにして育った間柄。
だからこうして同じ高校に通うようになった今、こうして一緒に登校していたとしてもなんら不思議もない。
でも、私にはこの現状が大いに不都合だった。
「そういや、昨日賀茂先輩にあったぜ。相変わらずいっぱい取り巻き連れてんなー」
「そうね、きっと今日もさぞたくさん腰巾着を連れていらっしゃるでしょうよ」
「何だよ、お前賀茂先輩と仲悪いの?」
仲が悪いわけじゃない。
一方的に嫌われてるんですよ、あんたのせいで。
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