14人が本棚に入れています
本棚に追加
/153ページ
キーンコーン、、、
学校にチャイムが鳴り響く。
時計を見れば10:45分を指している。
式の前の優梨の話ではだいたい話が長いから式自体が2時間ほどかかるらしいのでもうすぐ終わるだろう。
気がつけばこんなに時間がたっていたので急いで原稿用紙にペンを走らす。
「しないように、気をつけます、、、っと」
締めの言葉で反省文を書き終える。
用紙をまとめて職員室に向かおうと席を立った時、ふと近くにあった資料棚の中に不自然にしまわれた一冊の本があった。
手にとって見てみるとそれは少し大きい卒業アルバムのようなもの。
少し埃かぶっているそのアルバムを開くと何かの資料のようだった。
最初のコメントを投稿しよう!