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『好きな子できた…別れよう』
私は昔から自分にとって不利なことがあると自分をせめていた
『どうしてうまれてきたんだろう』
人間関係に悩まされる日々…
でも友達がいないわけではなかった
彼氏だっていた
しあわせなはずだった
あの人と出会うまでは…
あの人がすべてを狂わせた
でも今もどこかで好きという気持ちがある気がする
会いたい…
散々 貢いで体の関係まで…
だんだん本気になってきて会う為の手段を選ばなかった
本気すぎて気づかなかった
後でどうなるか…今の自分がどれだけおかしなことをしているか
純粋だった
好きだから一緒にいたい
でもむこうはそういう私の気持ちを利用した
生理が来ない…その時私はとんでもないことをしてしまったことに気づいた
今更遅い…
費用はしょうがなく半分だしてくれた
私は手術すると決まっていてもそんな赤ちゃんに名前をつけた
《優希》
私とは違って強く人には優しい人間に
あきらめず勇気をもって希望に向かって
そんな意味がこめられていた
つわりがひどかった
だからいなくなった時私は罪を犯したと自分をせめた
さっきまでこのお腹の中にいたのに
その日以来その男とは連絡がとれなくなった
遊ばれた…そして捨てられた…
優希…ごめんね
優希は死ぬ必要ない…
生きてちゃいけないのは私…
なんで私はうまれてきたの？
17歳の10月25日だった…
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