きゅんきゅんしませう

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ごとうふくとく 「‥‥福徳」 「なに?」 「あのさ、」 「なにぃ、どしたん」 いつも言われへんから 言いたいんやけど‥ 結構恥ずかしいもんやなあ。 「あんな」 「おん、なに?」 「いつも俺のこと信じてくれて、 いつも俺に優しくて、本間ありがと」 俺があほな事したとき 一番近くで支えてくれたのも、 全部が嫌になったときも 最後まで大丈夫やからって 励ましてくれたのも、 ぜーんぶ福徳やし‥ 福徳おらなあかんくなってしもた。 「どしたんや?」 「福徳に迷惑かけてるやんか。やから」 「はは、」 いつもみたいに優しく笑って 俺の前に座って頭をくしゃってした。 「俺は後藤がすること 迷惑や思ったことないし、 逆に毎日楽しい。 ずっと一緒におってくれて ありがとうな、俺が感謝する。」 不覚にも泣きそうなったから、 すぐ下を向いて鼻をすすった 「泣くなよー、」 「‥泣いてへん」 「はは、かわええなあ」 「‥好きやからな」 「俺も好きや、」 えんど ---------------------- ありがとうシリーズ 続きますよー ( ^q^ )うふ
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