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びっくりして声も出ない。そこには祐輔さんが居た。 「どうしたの?」 『いらっしゃいませ』でも『ありがとう』でもなく まさか…という思いがあまりにも強すぎて「どうしたの?」その言葉以外思いつかなかった。 「絢香の声聞いたら、どうしてなのか自分でも解らないけど…行ってあげなきゃ…そう思ったんだ」真剣な顔で祐輔さんが言った。 思わず泣きそうになった。 『何で祐輔さんはこんなに心地よいんだろう。まだ2回しか会ってないに、まるで昔から私を知ってるみたい』そう思った。
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