二千年後の君へ

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前原は脚の後方にアンカーを打ち込む。一気に接近し、刃を構えた。 「喰らえぇぇぇ!」 その時だった。 巨人がアンカーを掴んで、清水を地面に叩きつけた。 「……なッ」 前原が接近すると、前原を見ないで前原を蹴り飛ばした。 「おい……今あいつ、副団長を見ないで蹴らなかったか?」 待機班の1人が言った。これは有り得ないことだった。
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