二千年後の君へ

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相川美咲。格闘面に優れないものの、座学や発想においてまさに天才的な才能を見せる。 簾と令斗と美咲は幼なじみだった。いつも一緒にいた。 「そろそろ休憩終わりだ。貴様ら、次の訓練の準備にかかれ」 訓練生が大きな声で返事をすると、教官は満足そうな顔をして立ち去った。 「じゃあ簾。俺は戻るから」 「ああ」 令斗は手をひらひらさせて自分の班に戻っていった。
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