二千年後の君へ

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しかし、その巨人の速さは尋常ではなかった。 普通、巨人の速さは調査兵団の乗っている馬のそれに劣る、またはそれ同等の速さなのだが、その巨人は相当の距離をあっという間に走ってしまった。 待機班の元に向かっていた亮介のすぐ後ろに巨人は迫っていた。
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