二千年後の君へ

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「……しかし、今引けば犠牲になった者たちの魂が浮かばれん!進むぞ!」 しかし、前原は聞かなかった。 「団長!もう引きましょう!このまま進んだら、さらに被害が出ます!」 前原は恐怖していた。今回の作戦は自分を中心に立てた物だった。 完璧だった。そう思っていた。しかし、図っていたように巨人が調査兵団を取り囲むように襲ってきた。 完璧だと思っていた自分の作戦が崩された。不測の事態だった。
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