理樹×小毬

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理「小毬さん遅いなぁ~」 日曜日の学校の校門に一人誰かをまっている少年が一人。 理「約束じゃ十時のはずなんだけど…」 と時計をみていると約束の時間を2、3分すぎていた。 理「どうしたんだろ、小毬さん。」 何かあったのかな?と思っていると… 小「理樹君~、遅れてごめん…ほわぁ!?」 と僕の目の前で転んだ。 理「小毬さん大丈夫?」 と理樹がかけよると、 小「ふぇぇ、痛いけど大丈夫。」 といつもの答えが。 理「大丈夫じゃないでしょ…どこも怪我してなさそうだね。」 小「それより、ごめんなさい。」 理「え、何が?」 小「遅れたことだよ、せっかく理樹君とデートだったのに、ションボリ。」 理「別に僕は怒ってないよ、ただ心配だっただけだよ。」 小「理樹君~、ありがとう~」 と言って抱きついてきた。 理「ちょ、こ、小毬さん。」 小「えへへ~」 と言って離れようとしない… 理「とりあえず、小毬さんこれじゃあ歩けないよ…」 小「それもそうですね、じゃあこうしましょう。」 と言ってこんどは腕に抱きついてきた。 理「じゃあ、行こうか。」 小「うん。」 と僕達は街に行くことにした。
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