さらわれたスバル、危険な罠

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スバル「今の音・・・大輔とアウリタが戦ってるんだ」 スバルは大輔達のいる階に向かいながら徐々に伝わってくる凄まじい魔力に冷や汗を流していた スバル「大輔・・・」 スバルが大輔の身を按じていると突然はやてから通信が入った はやて「スバル!?聞こえる!?スバル!」 スバル「はい!八神隊長!聞こえます!」 機動六課 指令室 はやて「スバル!よかった!無事立ったんやね!」 はやてはスバルが元気なことに安堵、笑顔になった スバル「はい!御心配お掛けしました!」 スバルがそう返事するとはやてはスバルに話し掛けた はやて「スバル、大体の事情は真也君から聞いた、今そっちの状況は?」 スバル「はい、今上の階で大輔と・・・十二星将のアウリタが戦ってます!」 一同「!!?」 はやて達はアウリタと聞いて驚愕した 真也「十二星将がいるとは踏んでたがよりによってアウリタか・・・!」 なのは「シャーリー! 現場の映像、どうにか出せる!!?」 シャーリー「待ってください!・・・映像、来ます!」 シャーリーがそう言うと、モニターに映像が映し出された はやて「な・・・」 陣「嘘だろ…?」 映し出された映像をみて、愕然とする一同、 そこには 大輔「はあ…はあ」 アウリタ「はあ…はあ、中々てこずらせてくれるね、こんな事なら最初から変身するべきだったよ」 息を切らして膝をつく大輔と 禍々しい牛を模したライダーに変身したアウリタがいた だが一同が愕然としたのは別の場所 なんとアウリタと大輔がいる場所から半径数キロにかけて 所々に巨大な空間の歪みが生じ、其処から最早測定すら不可能な程の超高密度の魔力が漏れだし、更には虚数空間が顔を除かせていた フェイト「まさか・・・これを全部大輔君が?」 フェイトは口を押さえながら目を見開いた ルキノ「間違いありません・・・この魔力、槍神一等陸尉のものです・・・しかもこのままあの状態が続けば…超弩級の次元震が起きかねません!」 エリオ「次元震って・・・・そんな!」 はやて「私らは・・・大輔君の力を完全に見誤っ取った・・・」 一同は大輔に・・・いや、「原初魔法」に恐怖した 何故ならこんな芸当、現在の・・・いや、古代ベルカでさえ実現は不可能な魔法。 一同はこの一件で改めて大輔の持つ力の恐ろしさを痛感した
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