---プロローグ---

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. 血だらけの両親。 母の気に入っていた水色のワンピースは赤く染まり所々破け、さらさらだった髪の毛は乱れていた。 父は目立った傷はなくほっとしていたがぴくりとも動かない。 俺は母の血を拭いながら父に呼び掛ける。 「父さん!!父さん!!しっかりしてよ!起きて!」 .
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