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彼は宇宙人。
彼が人間なのを知ってる。
私を愛してないのも知ってる。
私はそれでも構わない。
虚言症であっても、私の家に、圭が待っててくれるなら。
私は命より大切なクマすけのぬいぐるみをロッカーの中の小さな鍵つきドールハウス--ロッカーの中で異色を放つウサギが暮らす家みたいな大きなハウス--に入れて、ヴィヴィ○ンで買い揃えたゴスロリの服を脱ぐ。
パニエだけは身につけたまま、私はロッカーから白いエプロンの付いた通称メイド服に着替える。
そう、私、ゴスロリこと天音まこと16歳は天下の秋葉原にあるメイド喫茶で働いてる。
キャラ設定は、ツンデレ。
だってやりやすいんだもん。
「えふぅ」
変なため息ついて気合いを入れる。
今日も私絶好調!
仕事頑張ろ~!
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