第1症状 ゴスロリと自称宇宙人。

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、 「…………」 虚言症こと圭である僕はパソコンにかじりつき、先週見逃したアニメを見ていた。 オタク専用裏サイトでは著作権なんて関係なく動画がアップされる。 戦国時代の武将みんなが女の子になってて、男は大喜びのアニメだ。 「やばい、可愛い」 僕は画面に呟く。 返事は期待しない、だって二次元だ。 さすがの僕だって二次元から何かが出て来るなんて期待してない。 僕が仕事がなくて、ゴスロリが居ないと、僕はこうしてアニメを見て過ごす。 とりあえず見逃した分、約3時間分が見終えない限り、インターホンも電話も出るつもりはない。 ゴスロリが危険な中にあって必死に電話して来たって僕は無視する。 ……これもまた愛なんだよ、ゴスロリではなく二次元に対する。 アニメの前ではたとえ二次元飛び出た並の可愛いゴスロリであっても霞んでしまうのだ。 、
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