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「ストーカー許可ってえ!加藤くん純情可愛い系じゃなかったんだあ」
「明らかに変質系強引野郎だろ。加藤くん?」
「はいっ」
「許可するわけないだろ?バカなのか?」
唇を噛み締めてから、冷めた視線を向けてくる藤堂に、加藤は震える声で訴えた。
「す、好きなんです。藤堂先輩とお、お付き合い…したいんですよおおお」
泣き出した加藤に、日比谷は笑いながら藤堂の背中を叩いた。
「バイト遅れるからさあ、先行くわ」
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