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「申し遅れました…僕は、クリス・ライディーン。海賊船長です。」
「まさか…昨日の海賊の……」
「いえ、僕は悪い海賊の宝を盗り、貧しい人達に分け与える海賊です。昨日の奴らの狙いは、そのネックレスについている宝石です。」
さっぱり分からないサーラ達だが、クリスの話はこうだった。
サーラのネックレスについている宝石は、人魚の雫(マーメイド・ドロップ)といって、ある小さな孤島に眠る財宝の鍵になっている。
人魚の雫(マーメイド・ドロップ)の持ち主は、その島に住む王家だった。
危険を感じた王様は、人魚の雫(マーメイド・ドロップ)をネックレスにし、小瓶の中に入れ海に流した。
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