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「私のネックレスが財宝を解く鍵……でも、何で?」
サーラは、考えこんだ。
遡ること数年前、パン屋の夫婦と一緒に浜辺で散歩していた時、ネックレスの入った小瓶を拾った。
その小瓶の中に手紙が入ってた。
《この宝石のついたネックレスをアナタに託す。》
夫婦は、持ち主の意志を守るため、サーラを許した。
そして、ネックレスはサーラの宝物となった。
「(もし私が持ったままにしたら、迷惑がかかる…でも、私が居なくなると…)」
サーラは、夫婦を見つめた。
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