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「ここがアナタのお部屋です。」
部屋の中は、少し豪華な家具が揃っている。天井にはシャンデリア、床にはカーペットが敷いてある。
奧には、ベッドやテーブルなどが置かれていた。
「僕は、船員達に話をしてきます。その間、ゆっくりしてください。」
クリスは、部屋を出た。
部屋に残ったサーラは、ソファーに座ったがなかなか落ち着かないでいた。
「ミネルヴァとカイト……元気にしているかなぁ…?お父さん達、お店の方は大丈夫なのかなぁ?」
すると、ドアの音が聞こえた。
「クリスさんですか?今開けます。」
サーラはドアを開けた。そこには、2人の船員が現れた。
一人はクリス、もう一人は少し背の低い少年。
「サーラさん、迎えに行こうとしたけど、ジョンが会いたいって…」
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