出航

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「お姉ちゃん、僕ジョン・ハイネって言うの。よろしくね♪」 ジョンは、サーラを抱いた。 「よ、よろしくね…」 「サーラ、そろそろ行くよ。」 「は、はい…」 サーラは、クリスのあとを追った。 「お姉ちゃん、緊張しているの?」 ジョンがピョコんと顔を出した。 「え、えぇ…私のせいで皆さんにご迷惑をかけてしまって……キャ」 サーラは、クリスの背中にぶつかった。 「サーラさん、大丈夫ですか?」 「お姉ちゃん、もう着いたよ。」 「大丈夫です。それでここは何のお部屋はなんですか?」 「ここは宴会場だ。サーラさん、中へ入ってください。」 サーラは、クリスに勧めて中に入った。
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