序章 初夏の風

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……ある初夏の昼下がり。 太陽はやわらかな光を発し、空は蒼く晴れ渡っている。ゆっくりと、ただゆっくりとした時間の流れを感じる。 こんな日には、ふと余計なことを思い出したりする。昨日のバラエティー番組の内容や、1週間前の友人との会話。 そして……、 "遠い過去に忘れた恋の物語"
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