8552人が本棚に入れています
本棚に追加
最近の若い子は、いきなり初対面の先輩に名前で呼べと強要するわけか。
……せ、先輩、また私をそんな目で見ないで。
「じゃあ、奏音くんは涼音ちゃんの横に座ってくれるかな。彼女に勤怠管理の方法とかこのフロアのこととか教えてもらって」
「はぁい」
そして、リスのターン。
人懐っこい微笑み攻撃。
先輩と私は心が和んだ。
瑞樹せんぱーい。私は何だかこの先が不安です……。
――というわけで、なんだかよくわからないうちに謎の生命体、遠山奏音が私の隣の席へとやってきた。
最初のコメントを投稿しよう!