開花~フレイムローズ~

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中に入り、 周りを見渡してみる。初めて入った実験の間は知らないコンピュータばかりに囲まれた部屋だった。 なにやらモニターらしきものが壁にいくつもある。 それを見ながらキーボードを打っている人たちが何人かいる。 部屋の中央には薄い緑色の発光してる円柱型のポッドみたいなものがある。 すぐにイメージが結びついたのは、何かでみた宇宙戦艦の操縦場所みたいな作りの所だと思った。 「アイミ様。」 アイミはビックリして横を見た。 (気づかなかった〰〰) 「お待ちしておりました。私、ネロと申します。能力者判断試験を行う責任者であります。どうぞよろしくお願いします。」 「よろしく〰…お願いします。」 (ネコみたいな顔つきね〰この人。にしても声をかけられるまで気配が全くしなかった…。) 「もうご存知だとは思いますが、本日は今まで誰も能力開花したものはおりません。なのでアイミ様が開花されるのを期待しておりますので!」 「早速ですが、始めたいと思うのですが始める前に何か質問等ございます?」 (う〰ん…どうしよう〰一応聞いておこうかな〰)
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