開花~フレイムローズ~

14/61
前へ
/96ページ
次へ
[ブブブブブーーン] アイミは、静かに瞑っていた目を開く。。。 「ど、どうなってるの〰!?ここはさっき…」 アイミが目を開けて見た光景は、施設の待機室だった。 さきほどまで、ライクやリロと話していた場所だ。 アイミは最初自分が倒れでもして、ここに運び戻されたのかと思った。 しかし、さきほどとは違う点があり、明らかな違和感からその思考は違うと判断できた。 この部屋には人がいないのだ。リロやライクはともかく、さっきまで嘆いていた試験者の人たちまでもだ。 否、ここには生物がいる気配がしない。 ・・・・・ 「アイミ様。聞こえますでしょうか?」
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加