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炎の薔薇。
開花したものが例外なく右手の甲に浮かぶ刺青に似た刻印。
能力者、非能力者とを分かつ線引きの目印たる刻印。
「ゲイツ」は20歳未満のものには差別なく普通の扱いで過ごさせている。
しかし生活が普通にできるだけで、1つの管理施設の中で徹底的な管理はされている。
常に注意深く組織に管理把握されていながら生活をするのだ。
それでも非能力者たちが送る悲惨な労働だけの生活よりは普通な生活できる分ずっとまともなのだ。
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