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「いよいよ明日だな!」
「あぁ。」
「リロなら大丈夫だろ!リロはサラブレッドなんだから!必ず能力者になるさ!」
「・・・」
「ったく。お前より俺の方が心配なんだからな。親父もお袋も能力者になれなかったんだから。だから俺がなって親父もお袋も絶対楽にさせてやるぜ。」
「お前ならなれるさ。ライク。お前は単純だが誠実な奴だ。奇跡くらい起こせる。」
「リロ!お前もいいやつになってきたな!」
「ちょっと〰そんな単純バカより私の心配もしてよねリロ!」
「大丈夫。してるよアイミ。」
「私の試験が始まるのはもうすぐなんだから!!あ〰マヂ恐いよ〰早く薔薇よ咲け薔薇よ咲け薔薇よ〰〰〰」
今は施設の待機室にて俺とライクとアイミのいつもの3人でいる。アイミの能力者判断試験を待っているところだ。
周りには同じく試験者があと3人いる。
全員時間が経つにつれて顔が青ざめていっている。
中には痙攣してるのか震えてるのか判断できないほどのやつもいる。
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