局長とたこ焼き。/デビルサバイバー2・ヤマト

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後日。 新しい物資が届き、倉庫に格納し終われば何処からともなく局長がいらっしゃった。何処と無くそわそわして居る気がするのは気のせいだろうか…? 先ず此の倉庫自体にいらっしゃる事自体に珍しく、どうしたのだろう?と眺めて居れば、局長は一通り倉庫内を検分した後、舌打ちをすれば、小さく、無い、と呟いた。 何か足りない物でも有ったのだろうか…?と思い尋ねようとすれば、不機嫌そうに此方を向いた。 「…迫、」 「何でしょうか?」 「アレは何処だ?」 「……アレとは何でしょうか?」 アレ、と言われても理解出来る筈も無く、問い返せば苛立った様に彼は口を開いた。 「だからたこ焼きだ」 「…は?」 思いも寄らぬ言葉に目が点になりかけるもなんとか阻止すれば、そんなものを先日確かリストから削除した様な、と思い出す。 「不要だと思いリストから削除したのですが…」 「……私が追加しておいたのだが」 (…まさか) 犯人が局長とは思いも至らず、内心疑問符が渦巻くが平静を装えば、申し訳ありません、と深々と謝罪した。 「まあ良い、次からは気をつけろ。 ……局長命令だ」 ハッ、と了解の意味を込めて敬礼すれば、未だ若干苛立った様子に足早く去って行った。 (……何だったんだ…?) ††† (くそ、あの味が忘れられない…!) 【局長とたこ焼き。】 fin. ――――― 唯局長とたこ焼きの話が書きたくて書いてたらオチが無くなってgdgd 全力ですみません(土下座 続編として電子レンジの前でたこ焼きが解凍されるのを苛々しながら全裸待機してる大和さんやたこ焼き屋台巡りする大和さんが書きたi(( そしてまことさんが地味に難しい。 二人共キャラ崩壊してる希ガス…
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