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雨の中黒髪で感情の読み取れない青い瞳の少年が魔族の国と人間の国の国境の魔物が住む森を一人で歩いていた。
彼は、雨にうたれながら食べ物を探していた。
すると少年は暖かいものにあたった。
「キャッ、貴方大丈夫かしら?って人間?」
少年は衝撃で後ろに倒れてしまった。
少年が声の主を見上げると銀髪に赤い瞳の美しく上品な雰囲気を持つ白いドレスを着た人にあたった。
「魔族」
と少年が女性を見ると無機質な声で言った。
少年は立ち上がるとついた泥を払い通り過ぎようとする。
すると、美しく安心する男性の声が聞こえてきた。
「おい、待て。お前は人間なのに何でこんな所にいる?
お兄ちゃんに話してみなさい」
と優しい笑みを浮かべて話し掛けた。
しかし少年は何事も無かったように通り過ぎようとする
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