9人が本棚に入れています
本棚に追加
12時時30分
人工島
「オッス一騎、さっきの小テストどうだった?」
「お前よりできたのは確かだ……」
俺に馴れ馴れしく話してくるのは風見智哉(カザミトモヤ)いわゆる悪友だ
特徴は髪は短いがツンツンで俺より背が高い
顔はいいがナンパ癖があってもてない
「一騎、智哉、昼飯食べに屋上に行くわよ!!」
「あ、薫」
彼女は
佐久間薫(サクマカオル)
ショートカットが似合う女友達
あと、陸上部のエース
「「はいはい、」」
「私も…いい…?」
「当たり前じゃない…沙菜もおいで」
屋上
「沙菜のトマトも~らい~」「だ、だめだよ…薫…」
「いいよなぁ一騎は……」
「なにがだよ」
「沙菜って妻がいるだろ?」
「ぶはぁ!!!」
飲み物こぼした……
「智哉……死にたいんだ?」
「なにいってんだよ?沙菜ちゃんを見なよ」
「……/////……」
すっげぇ顔赤くなってるよ……
「もう、沙菜ったら~恥ずかしがり屋なんだから!!」
「え?イヤ//ち、違うよ……薫のいぢわる……」
なんかもう涙目じゃん
「一騎…俺のパンチいる?」
「アホ」
ふと空を見た……
「かなり飛んでるな……戦闘機…」
「あ?…そうだな?」
最近この島にも陸海空自衛隊ができた
そのせいなんだろうが…多すぎる…
「第三次世界大戦でもするのか?」
智哉はそういって笑ったが俺は笑えなかった
放課後
「一騎くん…一緒に帰ろう?」
「あ…沙菜か…いいぜ」
下校中
「なぁ、沙菜」
「ん?なに?」
「第三次世界大戦が始まったら俺達どうなるのかな?」
「大丈夫だよ」
即答だった
「……そうだな…ごめんな…変な話で…」
「ううん…大丈夫」
「ねぇ、一騎くん…」
「ん?なんだ」
「今度、私と一緒に……」ヴゥー…ヴゥー…
「「!!!!!」」
なんだ?
警報?
俺達の平和は…今日この時……警報によって終了した……
最初のコメントを投稿しよう!