live 3

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……― また……この夢か あいつは一体誰だ…。 「秋輝、今日は一緒に寝ようか」 と男は言って来た 「うん、お兄ちゃん」 幼い俺はその男に返事して 寝室に向かった 「お兄ちゃん、何か本とか歌歌ってね」 「うん、いいよ 秋輝」 そして寝室に着き 男は、幼い俺を布団の中に寝かせ 「おやすみ、お兄ちゃん」 「おやすみ、秋輝」 男は幼い俺の頭を撫でながら歌った …… この曲は……? あの時流れた曲…… そして男が歌い終わる頃には 幼い俺はもう眠りに着いていた 俺は立ち上がり言った 「秋輝、これで最後だね お前の立派な姿俺は見たかったよ 本当にすまないな…… 大好きだよ、秋輝」 そして俺は幼い俺のデコに優しくキスをし部屋から出て行った ……― 最後…? 俺に一体なにが…? …………………… 俺は目を覚ました 「ん、あ はぁはぁはぁ、夢?」 俺は起き上がった 「あれは、誰なんだ… 何故か懐かしい感じがした」 ……不思議、だな 俺はベットから出た 「頭冷やしてこようかな」 そして俺は病室をでて 病院内を一人で探検していた
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