第二章

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翌日、僕は昨日の告白のことについて考えながら、登校していた。 というか、それで頭がいっぱいだった。学校から自宅まで徒歩15分。考えるにはちょうどいいかもしれない。 …昨日の告白ね…一体なんだったんだろう。告白というか、新手のいじめだったんじゃないだろうか…いや、でも人から恨みを買った覚えなんてないし…。 そもそも僕は彼女、藤本有紀さんとは初対面だったと思うんだけど…う~ん 朝から悶々と考えながら無心に歩いていたら、電柱に激突した。 超痛い。
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