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「あーごめん、気にしないで」
「?そうか」
彼は上山健介、僕とは中学からの付き合いで、仲がいい。僕の数少ない友人の一人である。
昔から知っている仲なので、お互い気兼ねせずに済む相手だ。
「で、どうしたんだ?なにか悩んでんのか?」
「いや…なんていうか…」
思わず言葉を濁してしまった。
なんて説明すればいいんだ…?
単純に「昨日、告白されて、それで悩んでるんだよね☆キラッ」
なんて言ったらブッ飛ばされるかもしれん…僕だったら即殴る。男子高生はそういったことに敏感なのだ。
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