第二章

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ん~…でもこいつだったら彼女について、何か知ってるかも知れない。 女子の事だけは詳しいからな。モテないくせに女子の情報だけはやたら知ってるやつっているよね! さっそく健介に彼女のことを聞こうとした。 「どうしたのー?二人で、真剣に見つめ合っちゃって。あ、実は好き合ってるとか?禁断の愛?寒すぎる(笑)」 邪魔が入ってしまった。 ニヤニヤしながら近づいてきたこいつは、水下タケル。2年になって同じクラスになったことを切っ掛けに仲良くなった。 まぁ、割といい奴だが、軽過ぎる性格が玉にキズだ。
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