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「は、はい?」
突然の事態について行けず、僕は間抜けに聞き返した。
「私は藤本有紀だ。よろしく」
「は、はぁ…」
「君が知らない人とは付き合えないと言ったから名乗った。これでどうだ?」
彼女は相変わらず凛とした声で、とんでもないことを言い放った。
いやいやいや。どうだ?じゃねーよ…あんたは小学生か…。
「いや、そういうことではなく…」
「ふふふ」
笑い出した。
なにこの人こわい(笑)
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