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「お、しゃべった♪」
ゆいが怒っているにも関わらず、のんきに喜んでいるナル
『ちょっと聞いてん「お前、名前は?」
は、話しそらされた…
名前?
・・
普通の人にならここですぐに教えてただろう
でもあんたみたいな人にはゼーッタイ教えないからっ
『あなたに名乗る理由はありません。私はこれから行かなければいけない所があるので失礼します……ニコッ』
我ながらカンペキっ
これならもう関わらずにすむだろう
ゆいはナルがいる横を通り過ぎようと歩きだした
ガシッ
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