第一話:私立VIP高校七大不思議

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にやりと理事長が笑う。 恐面の理事長が笑うと、顔だけで悪霊認定されそうなレベルだが、本人にその自覚はない。 ツンと内藤が同時に立ち上がる。 そして、生徒会室の扉を開けて廊下へ飛び出した。 ( ФωФ)「面白そうなのである」 理事長も見物のため、すい、と滑るような動きで生徒会室を出た。 (;^ω^)「有り得るお……十分有り得るお……!」 ξ;゚⊿゚)ξ「あいつは二日に一遍は取り憑かれないと気が済まないのかしら」 (;^ω^)「ど、ドクオだって取り憑かれたくて取り憑かれてるわけじゃないと思うお」 廊下を並んで走りながら、2人は会話を交わす。 舌を噛むんじゃないかと思えるほどの勢いだったが、案外早く「それ」を見付けることが出来た。 (゚A゚)「ウキョォオオオーッ!!オンナオンナオンナァアアアアアアアアッ!!!」 从;'ー'从「ふえぇ~変態だよぉ~!」 *(;‘‘)*「あっち行けです!しっ、しっ!!」
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