序章

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[終わった・・・] 男は身体中に浴びた血を、雨に流されながら歩き出す [あー 胸くらい揉んどけばよかったかなー] 金づちで身体中がボコボコになった女性をぐちゃぐちゃと踏みながら ゆっくりと歩く [美人だったなー 運命さえ持ってれば幸せになれたかもだよなー] 男は運命を持っていない人間をさがしてまた周りを見渡した [この辺にはいないか] 雨が上がると男は道を適当に曲がり また歩き始めた
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