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『世を生きる人の運命を動かすことは出来ない
仮に動いたように見えても、
それはそう見えるように作られた運命であり
運命は揺らいですらいない
ある人は誰かを守る為に産まれ、
ある人は守られる為に産まれ
ある人は規律を守り
ある人は規律を破壊するのである
しかし、それはあくまでその人が人生をそのままなぞって生きているだけなのである』
・・・
パタン
「ふぅ」
読んでいた本を閉じると、直樹はため息をついた
直「運命ねぇ」
午後3時28分
雨が降り、窓が激しく叩かれている
外に出る予定も中止し、
家で適当に本を読んでいた
直「明日は出られるかな・・・」
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