希望場所
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この胸に残る煤跡に てのひらぎゅっと握りしめ 顔を上げてメを開く みずのように心地よい 薄い歯型を幾つも散らして スカート回るよ黒のなか 君はいつでも瞬きながら 雫の中で揺らめいた この指よ この指よ 崩れた星屑かき集め 強がるあの子を 照らしておくれ 仄かに光る緑の星は 灯となり消えた君の跡 そっとなぞって慰めるから
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