プロローグ
2/2
読書設定
目次
前へ
/
714ページ
次へ
保健室の薄いカーテンから感じる、朝の光。 半分だけ開けた窓から風が舞い込み、髪の毛を揺らす。 見えるのはグラウンド。 白球を追いかけ、砂の上で走る君の姿。 はしゃぐ声。 「おはよう、真幸くん……」 保健室の窓。 そこは、あたしの定位置。 毎日君を見るけれど、君はあたしを知らない。 だから、これはあたしだけのひみつごと。
/
714ページ
最初のコメントを投稿しよう!
107167人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
126,840(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!